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私がヒーリングに出会ったのは、息子の発作に悩んでいた時でした。

 

私にはふたりの息子がいます。次男は出産時の事故により重度の障害を負い、以来、その障害や医療ケアと共に生きています。医療の進歩により救われた命ですが、でも同時に、まだ現在の医療ではどうしようもない部分を抱えながら生きていく、息子です。

病院で受ける処置や出されるお薬は、かつて動物といえど医療の現場にいた私には、しごく当然で理にかなったものです。でも時に、いえなんと多く、そうした医療が無力に思えたり、無力とまでは言わなくても切なくなるような状況に出会ったり、また副作用などに悩まされたことでしょうか。たとえば発作に対するお薬は、その多くが発作をしずめると同時に本人を眠らせてしまうものです。発作が多い子どもは、その貴重な成長期の1日をほとんど眠って過ごさなくてはならないのでしょうか?本当に?

世の中には、じつは補完代替医療と呼ばれる、様々な手法が存在しているのですが、当時の私には西洋医療一択しか目の前に提示されていませんでした。

(補足説明:補完代替医療とは、その名の通り、併用することで西洋医療を補ったり時には相乗効果をもたらしうる治療法やメソッドのことです。日本においては明確に定義されておらず、西洋医療以外のもの、として広く健康食品から漢方など、じつに様々なものが含まれます。一般的に、西洋医療が病気などに対して「病気そのもの」をターゲットにした治療を行うのに対し、補完代替医療はその病気そのものよりも、病気となった「人」を広くとらえる傾向にあります。自己免疫力や自然治癒力の向上など、生命力の底上げに働く、と言っても良いでしょう。)

ふとしたご縁から、そんなメソッドのひとつでスピリチュアルな領域にまたがる「ハンドヒーリング」に出会い、日々、息子にそれを取り入れた生活をはじめました。2024年時点で、かれこれ5年が過ぎようとしています。

この間、医療ケアがたくさん必要な彼なのですが、ほぼ入院や緊急受診となるような事態もなく、自己表現力もあがり、全体的な生命力が安定し、とても健やかな重度障害児として今日までスクスクと成長中であると、自信をもって言わせていただきます。

 

 

そしてそれが、ただ息子が基本的に強い体質で薬やケアが優れているからなのだと、現在知られている科学的視点でのみ説明しようと躍起になる必要は、どこにもないのです。もちろんそれもあるでしょうが。むしろ、ずっと彼のかたわらにあるヒーリングの効果にもっと意識を向けて探求してみても良いはずで、まだよく知られていないのであれば、なおさらです。

そんな思いで私がのり出したヒーリングスキルの向上と探求の旅は、いつしか、私が幼い頃から好きで興味を抱き続けてきた動物たちの世界へ、たどり着きました​(もちろん息子へのヒーリングも続けています、ご安心ください...^_^)。

 

 

興味深いことに、実際にペットとして飼われている犬や猫たちの場合、シンプルにヒーリングを受け取るだけではなく、そこに必ずのように、飼い主との関係性やメッセージが絡んでくることも分かってきました。まさに、「動物が癒されると飼い主も癒される。飼い主が癒されると動物も癒される」(「アニマル・ヒーリング」エリザベス・ワイター著)のです。

その後、補完医療や自然療法において世界でも非常に先進的な国イギリスにおいて、この分野をさらに深く学ぶ機会を得ました。2023年、世界的な規模で活動をしているイギリスサセックス州にあるヒーリングアニマルズオーガナイゼーション(Healing Animals Organisation, 以下HAO)にてアニマルヒーリング&コミュニケーションのディプロマを取得し、晴れてHAOメンバーの一員となりました

イギリスは、補完代替療法のひとつとして、人の医療現場で認定ヒーラーによる施術が認められている国です。その認定ヒーラーでありアニマルヒーリングの世界的第一人者であるエリザベス・ワイター氏より直々に学ぶことができたのは非常に得難く貴重な、時に目からウロコの経験でした。

 

 

今後も学びは続きますが、日本での活動を託されたことは非常に誇らしく、同時に責任を感じることです。とくに今はまだ、スピリチュアル関連のセラピーはともすれば玉石混淆といっても過言ではないこの国の状況ですから。西洋医療と、そして他にも必要な職種と連携をとり、尊重し合い、手をとりあいながらクライアント様や動物たちの状況に寄りそい向き合えたなら。
 

そんな世界を夢見て、一歩ずつ、一歩ずつ、丁寧にこの活動とお仕事をさせていただきたいと思っております。

2024年4月

 レオナ

About "Healing Animals Organisation"
​ヒーリングアニマルズオーガナイゼーションとは

The Healing Animals Organisation has been set up to help animals in need. All animals benefit from healing. It helps in a wide range of conditions, working holistically on the whole animal, rather than on isolated symptoms. Healing is a natural therapy, promoting calm, peace and deep relaxation. 

Healing supports all animals at every stage of their rehabilitation. We work very closely with the veterinary fraternity to offer you and your trusted animal companion a complementary and professional service.

 

 I use in-depth consultation, animal husbandry skills and knowledge of environmental factors to help promote wellness and enhance the bonds of love and trust between animal and carer.

気さくな師匠エリザベスワイター氏との嬉しいツーショット

大好きなHAO の校長であり『アニマル・ヒーリング』著者エリザベス・ワイターMHAO MNFSH IIZ ITEC COSH Dip WSAと一緒に。oct.2023 at Sussex, England

エリザベスワイター氏の著書『アニマル・ヒーラー』
ヒーリングアニマルズオーガナイゼーション認定アニマルヒーラー

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